冬土用の暮らし方
こんにちは、スピリチュアル心理カウンセラー月乃です。
今回のお話は「冬土用の暮らし方」です。
「土用」と聞きますと、たいていの方は夏土用の丑の日の「鰻」をイメージされるようです。
実のところ「土用」は年に4回あります。
4回と言っても、その期間は各2週間余りほどあります。
土用とは、五行に由来します。
五行では、春=木気・夏=火気・秋=金気・冬=水気を割り当てています。
残った土気を季節の変わり目に割り当てて土用用事「土用」と呼びました。
土用には、土の神様が地表面に上がっていらっしゃいます。
よって土を動かす作業(建築・造園・引っ越し・移動)を避けた方が良いとされます。
「土用には庭を掘ってはだめだよ、土公神さまが『コツンコツンと頭が痛い!』とお怒りになる」
と、亡き義母が教えてくれました。
ガーデニング大好き人間、月乃にとってガーデニングが出来ない期間は忍耐の期間になります。
しかし、唯一土用でも土を動かして良いとされる日があるのです。
その日は、間日(まび)と言って、土公神さまが天に上がられる日だそうです。
冬の土用 (寅・卯・巳)の日
春の土用 (巳・牛・酉)の日
夏の土用 (卯・辰・申)の日
秋の土用 (未・酉・亥)の日
になります。
今年の冬の土用は1月17日~2月3日まで、間日は、1月25日・27日・28日になります。
これらの日は、ありがたくガーデニングに励みます。
土用の考察
月乃的に土用の考察をします。
土公神様は、春はかまど、夏は門、秋は井戸、冬は庭。
そして土用の期間は土に移動すると言われます。
ですから、冬の土用の庭仕事は要注意になるのです。
言い伝えには、昔の人々の暮らしから統計的な何かがあると私は考えています。
このような言い伝えなどを「気にしない」人もいるかと思いますが、エネルギーを扱う者としては、重要な事柄だと受け取っています。
冬の土用の間は、インフルエンザなどが流行る時でもあります。
また渡り鳥がやってきますので、その昔、外国との交流がなくてもウイルスは運ばれいました。
渡り鳥が運んできたウイルスに触れないように伝わったことかもしれません。
また、五行での冬=水気は「こころ」も表します。
土公人様が天に上がられる時、地中深く落ち込んだ、あらゆるネガティブなエネルギーも地上に出てくるのだと思います。
土用の時は重い気持ちになったり、過去のネガティブな記憶を呼び覚ますスイッチが入りやすいようです。
何かとネガティブになりやすい時期なので、新しいことを始めたり、決断したり、不要な遠出は避けた方が良いのでしょうね。