ベツレヘムの星は占星術によって予測されていた。
◆ ベツレヘムの星は占星術によって予測されていた。
こんにちは、スピリチュアルカウンセラー月乃です。
占星術と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持っていらっしゃるでしょうか?
たぶん雑誌やTVの番組などで取りざたされている、星座占いなのではないでしょうか?
星座占いは、生まれた時の太陽の位置だけで占います。
私が行っている西洋占星術は、大変奥深く10個の惑星(太陽、月、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)が生まれた時にどこに位置していたかを示すホロスコープを作成して、その人の性格、才能、運命を読み解いていきます。
占星術はキリストが生まれるずっと前、紀元前2000年よりも前のメソポタミアで始まりました。
このことは、イエスキリストが生まれた時にベツレヘムに現れた星でも分かります。
ベツレヘムの星は、東方の三博士(別名「東方の三賢者」「東方の三賢王」)にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた星とされています(クリスマスツリーの頂上に飾る星です)
ここで重要なのは、三博士は星を見たからベツレヘムに来たのではなく、占星術によって星が現れる(珍しい星の並び)ことを知っていたのでやってきたのです。
このことは、キリスト(メシア・救世主)の出現が占星術で予測できていたことが分かります。
占星術は最先端の天文学&科学として研究されていましたが、キリスト教が公認の宗教となると反占星術的な態度が強まり衰退しました。
中世でイエスキリストのホロスコープを作成したチェッコ・ダスコリは、1327年に処刑されたという。
キリスト教では占星術は魔女狩りの対象にされたのです。
聖書には占星術が記されているのに、それを否定する矛盾したことになっています。
私の憶測では、中世のキリスト教が占星術を弾圧したのは、占星術を恐れていたからだと思います。
教会以外の市民が、占星術を利用して力を持ってしまうことを恐れていたのでしょう。
それほど、占星術は使い方しだいで、あなたを素晴らしい人生に導いてくれます。