お金を稼ぐと言うこと
◆ お金を稼ぐと言うこと
こんにちは、スピリチュアルカウンセラー月乃です。
今日の記事は、聖書からのお話しですので、クリスチャンの方は読まないで下さい。
さて、新約聖書 マタイ25章14~30節に以下の内容がありますので抜粋致します。
主(あるじ)が旅行に出かけるとき、僕(しもべ)たちを呼んで、自分の財産を預けた。
それぞれの力に応じて、一人には5タラント、一人には2タラント、もう一人には1タラントを預けて旅に出かけた。
早速、5タラント預かった者は出て行き、それで商売をして、ほかに5タラントをもうけた。
同じように、2タラント預かった者も、ほかに2タラントをもうけた。
しかし、1タラント預かった者は、出て行って穴を掘り、主人の金を隠しておいた。
さて、かなり日がたってから、僕たちの主人が帰って来て、彼らと清算を始めた。
まず、5タラント預かった者が進み出て、ほかの5タラントを差し出して言った。
『御主人様、5タラントお預けになりましたが、御覧ください。
ほかに5タラントンもうけました。』
主人は言った。
『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』
次に、2タラント預かった者も進み出て言った。
『御主人様、2タラントお預けになりましたが、御覧ください。ほかに2タラントもうけました。』
主人は言った。
『忠実な良い僕だ。よくやった。
お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。
主人と一緒に喜んでくれ。』
1タラント預かった者も進み出て言った。
『御主人様、あなたは蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集められる厳しい方だと知っていましたので、恐ろしくなり、出かけて行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。
御覧ください。
これがあなたのお金です。』
主人は答えた。
『怠け者の悪い僕だ。わたしが蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集めることを知っていたのか。
それなら、わたしの金を銀行に入れておくべきであった。
そうしておけば、帰って来たとき、利息付きで返してもらえたのに。
さあ、そのタラントをこの男から取り上げて、10タラント持っている者に与えよ。
だれでも持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。
この役に立たない僕を外の暗闇に追い出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』
さて、これを読んであなたはどう感じられましたか?
新約聖書が書かれたのはAD150年とされています。
ADとはキリスト生誕後という意味です。
キリストは、教えを例え話で伝えたと言われています。
このマタイ25章14~30節がたとえ話だとしたら、とても難しい内容だと感じます。
当時の教育を受けていない人々に伝わったのでしょうか?
5タラントと2タラントを預かった僕は、主から預かったお金を商売で倍にするのですが、商売で失敗して失くしてしまうリスクがあります。
1タラントを預かった僕は、主が怖い人だと認識していたので、お金を失くして罰せられることを恐れ土に埋めて隠していました。
あなただったら、どう行動したでしょうか?
タラントは、古くギリシャ・ローマ時代に使われれていた銀や金の重さの単位で、普通の労働者ほぼ一生分の賃金に相当するらしいです。
たとえ話となるのは、ここがミソだと思います。
ここで、預けるお金が50万とか100万とかだったら例え話になりませんよね(汗)
ちなみに現在のサラリーマン生涯賃金2.5億円と言われています。
この数字を見たら『たとえ話なんだなぁ~』って思えます(汗)
さて、たとえ話なら「何のたとえ?」なのでしょうね。
それは、「個人の才能」です。
「才能を使わずして生きているとはなんぞや!」と言う例え話になります。
お金を稼ぐことは、あなたの才能を使うことでもあります。
タラントとは、古代ギリシャ・ヘブライの貨幣単位です。
その他の意味にタレントがあります。
タレントは「才能、素質、技量、人材」の意味です。
才能は使うことによって、さらに磨かれます。
使わないことは、無いことと同じです。
宗教だと「お金は、どこかブラックなイメージ」に受け取らせようとしているけど、お金は本来そんな姿じゃありません。
あなたも、ご自分の才能を見つけませんか?