月のリズムで暮らす
◆ 月のリズムで暮らす
昨日のJさまから頂いたメルマガのご感想の中で新月のお話が出てきました。
今回は、月のお話をしたいと思います。
今日は、ちょど新月です。
新月は地球から見て月と太陽が同じ方向になり、月から反射した太陽光が地球にほとんど届かず地上からは月が見えにくい日を言います。
よって新月には、夜空が一層暗く星々が一段と明るく輝いて見えます。
また新月を旧暦では朔(さく)と言います。
朔は月の始まる日「1日」とされます。
朔から数えて15日目が満月になります。
旧暦では満月を「望(もち)」といいます。
満月は月相がMAX状態ですので、お天気さえよければ、とても明るい夜になります。
電気のない昔の村祭りや寄合は、夜道を明るく照らしてくれる満月の日に行われたそうです。
このように昔の人は、今よりもずっと月を身近に暮らしていました。
しかし、今も昔も変わらずに月は地球と、すべての地球の生命に影響を与え続けています。
ご感想を下さったJさまは、その月の影響を感じ取っていました。
「何故か新月直前になると気分が落ち込みます。
月乃さんにいただいた魔法とことば達があるから大丈夫です。」
月相は以下のように繰り返されます。
欠けていく月・・・下弦の月
新月・・・(朔)
満ちていく月・・・上弦の月
満月・・・(望)
Jさまが「気分が落ち込む」と感じられたのは下弦の月です。
下弦の月~新月には、身体の「解毒・浄化」などの放出のパワーが大きくなります。
また精神が内側に向かいます。
反対に上弦の月から満月には「補給・摂取」などの吸収のパワーが大きくなります。
精神面は外側に向かいます。
満月を過ぎた下弦の月には精神的に自分の内面に向かいますので「解毒・浄化」の必要なことがあれば、気分が落ちていく感覚になりやすいようです。
しかし、これも月のリズムを感じることができてこその感覚なのです。
現代社会で忙しく動き回っていて、自分を振り返る余地がない場合は感じることもできないでしょう。
下弦の月から新月は、自分の内面を癒したり、デトックスをしたり瞑想したりするのに最適な期間です。
この月のリズムに気付くことによって自然がより身近になります。
自然に寄り添って生きることは心身ともにバランスがとれた人生を送ることにつながっています。