2017-01-16

夢の足かせになるもの

こんにちは、スピリチュアル心理カウンセラー月乃です。

「あなたには夢を叶える力があります」

そう聞いたら、あなたはどう思いますか?

「夢なんて子供のころの幻想だよ。理想と現実は違うよ」と答えるでしょうか?

もし、ほんのわずかでもそのように考えていたら、あなたは夢を叶えることは出来ないでしょう。

聖書に以下のような言葉があります。

「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいること はできないであろう。この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉い のである。」

私はクリスチャンではありませんし、宗教にも中立的立場(否定も肯定もしない)をとっています。

ただライフワークとして「しあわせ」を研究する者です。

私の天国の解釈として「自分の才能を活かし人生を幸せにエンジョイする」ことと捉えます。

ですから、この聖書の言葉は「自分の才能を活かし人生を幸せにエンジョイする為には、幼子のようになり、幼子のように自分を低くすること」であると受け取ります。

先日TVで京都大学霊長類研究所の大変興味深いドキュメンタリーを観ました。

研究所では、沢山のチンパンジーの中でアイとアユムの親子チンパンジーが暮らしています。

アイとアユムは文字や色、数字を理解します。

アユムは1~19までの数字の順番を覚えました。

その数字を使って実験が行われました。

PCの画面に7個の数字をランダムに表示し、わずか0.21秒で自動的に数字を隠します。

それでも正確に数字の順番に画面をタッチすることができました。

アユム以外のチンパンジーも数字を一瞬で記憶することができるそうです。

これを大人の人間であるアナウンサーが挑戦しましたが、ほとんどできませんでした。

チンパンジーは記憶力で人をしのぐ一面があるのです。

研究所ではチンパンジーを「一匹」と数えるのではなくて「一人」と数えるそうです。

このような研究ができるのも、チンパンジーと人間との間に信頼関係があるからだそうです。

さて、この実験は人間の大人ではクリアーすることができませんでしたが、小学生~中学生であればクリアーできました。

面白いことに中学生がクリアー継続中に周りが「頑張って~!」と応援したとたんにクリアーすることが出来なくなりました。

その原因は、周りを意識して「もっと良い成績を出さなきゃ」とか「もっと立派に見られたい」といった心理が働いたからだそうです。

子供の頃は、純粋に何かにチャレンジできたのに、成長すると「周りの目が気になり出します」

「自分を良く見せたい」「周りに認められたい」そういった想いが自分の潜在的能力を発揮する足かせ(邪魔になるもの)になることが分かります。

あなたは、幼い頃のように純粋にチャレンジしているのでしょうか?

もし、本心からのチャレンジでなく、周りに認められたいと思って行っていたとしたら、クリアーする可能性はグッと低くなることでしょう。

あなたは、本当の自分が何を求めているかご存じでしょうか?

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