日常に眠るインナーチャイルド
こんにちは、カウンセラー月乃です。
今日からブログのヘッダーの画像を変えました。
これからは今までよりも専門性を持って、アダルトチルドレンとインナーチャイルドに向けて更新していきたいと考えています。
アダルトチルドレンとインナーチャイルドは、似ていますが同じではありません。
アダルトチルドレンは、家族のメンバーにアルコール依存性などを抱えた、機能不全の家族の中で子供時代を過ごした大人を指します。
アダルトチルドレンの特徴として
・ありのままの自分を受け入れられず自己否定がある。
・周囲の期待に答えようとして、自分の欲求がわからない。
・自己主張ができない。
これらの虚無感を埋めるために「アルコール依存・セックス依存・薬物依存・買い物依存」などが起きます。
また自分にとって不利益な行動が習慣化する傾向があります。
インナーチャイルド「内なる子供」は幼少時代に傷ついた子供を指します。
これはどなたの中にもいるもので、自分ではなかなか気づきにくい存在です。
インナーチャイルドの特徴として
・人生に満足できない。
・虚無感
・不安感
・自分を信頼することができない
などです。
アダルトチルドレンの中にもインナーチャイルドはいます。
どちらも傷ついたインナーチャイルドを癒すことが大切です。
インナーチャイルドは「自分をどんどん好きになる10日間の無料メール講座」を取り組んで頂くと開放できるように設計してあります(個人差があります)
しかしアダルトチルドレンはお独りでのワークは難しいです。
まずアダルトチルドレンはある種の依存性に陥っていますので、その依存から抜け出す強い意志を持たねばなりません。
アルコール依存や薬物依存を治すことの難しさはご承知の限りです。
薬物依存や買い物依存は自分でも気づきやすいですが、私のカウンセラー経験では人間依存症のアダルトチルドレンが多いです。
この人間依存症の多くは恋愛や結婚生活に問題を引き起こしやすくなります。
しかし本人が依存症であるといった認識を持てないことが多く解決が難しいのです。
カウンセリングで傷ついている自分に気づき、それを認め、幼少時代の環境によって抑えなければならなかった自分と向き合い、ひとつひとつ開放して癒していく作業が必要になります。
カウンセリングでは私がこころに寄り添って乗り越えられるようにサポートします。
それによって、いままでの自分は環境がそうさせただけと理解し、本来の輝く自分の素質を活かすことができるようになります。
アダルトチルドレンもインナーチャイルドを癒すことがスタートになります。
インナーチャイルドを解放された方のお話です。
インナーチャイルドは、子ども時代の心の傷をいいますが、こころの傷と聞くと虐待をすぐに連想します。
インナーチャイルドも深刻な問題を抱えているケースが多いですが、大人からするとほんとに日常のささやかな出来事でさえインナーチャイルドをつくるきっかけになります。
過食に悩む女性がいました。
女性は自分に大きな悩みもないのに、過食に走る自分が理解できませんでした。
お話をお聞きしていると、その方の背後に遊園地とソフトクリームが見えました(時々カウンセリング中にビジョンが見えます)
そのようにお伝えするとハッとされて、このようなお話をされました。
自営でしたので、お母さんも毎日遅くまで働いていました。
母親が戻るまで二つ下の妹の面倒をみて待つ優しいお姉ちゃんだったようです。
ある日両親が初めて百貨店に連れて行ってくれ、屋上の遊園地で姉妹にソフトクリームを買ってくれました。
しかし妹はソフトクリームを落としてしまいました。
妹が泣き叫ぶので自分のソフトクリームをあげました。
本当は食べたかったのにです。
「お姉ちゃんだから、お母さんが困るから」
必要以上に良いお姉ちゃんを演じてしまったからです。
この方は、不安になると過食に走っていたのです。
幼い頃のあの日を思い出し、ソフトクリームを食べたかった自分のを癒してあげると過食がおさまりました。
その方にとっては、人生の中で忘れてしまうほどの小さな出来事でしたが、幼いあの日では、悲しい出来事だったのです。
この事例のように誰にでもささやかな日常の暮らしの中にインナーチャイルドが見つけてもらえるようにメッセージを送っているのです。
もし貴女が何か問題を抱えていたらインナーチャイルドからのSOSかも知れません。