憧れと嫉妬の間
こんにちは、スピリチュアル心理カウンセラー月乃です。
涼しくなって、やっと過ごしやすくなりました。
暑さが苦手な私は生き返った心地です。
さて、今回は誰もが陥りやすく、しかも自分では気づきにくい心理状態についてのお話しです。
あなたも『素敵だなぁ』と憧れる人がいることでしょう。
もちろん私にもいます。
いま思いつくのは、ビクトリクス・ポターさんとターシャ・テューダーさんです。
あなたの憧れる人は誰でしょうか?
大抵は科学者・芸能人・芸術家・作家・・・などの著名人が思いつくことでしょう。
このような自分との距離がある対象は純粋に憧れの対象となります(芸能人などの例外もある)
問題は、あなたが身近な人に憧れを抱く時です。
あなたが密かに身近な人(友人など)に憧れを抱いている場合は注意が必要になります。
注意と言うのは、あなたが幸せでいる為に必要なことです。
身近な人への憧れは、時に嫉妬に変わりやすく、自分を見失ってしまう危険性があります。
嫉妬とは「自分よりすぐれている人を羨ましく思うこと」
嫉妬という感情を自分の中に見つけた時は、自分で相手よりも劣っていると認めたことになります。
この嫉妬をエネルギーにして切磋琢磨しステップアップできる人も沢山います。
ここで「憧れる人」や「嫉妬される人」を考えてみましょう。
そのような人は才能があることは確かですが、才能を上回る努力をしていると言うことです。
有名な発明家のエジソンが「天才とは99%の努力と1%の才能」と言っています。
この本当の意味は「努力するのは言うまでもなく当然の事で、さらに成功するために、ほんの少しの才能が大切だ」という事を彼は伝えたかったようです。
エジソンは発明家でしたのでエジソンの言う才能とは「ひらめき」です。
この「才能」は一人ひとり違います。
才能に優越はありません。
その才能を「どう使い、どう育てるか」です。
人に嫉妬を抱く時の多くの原因は、自分の才能を見つけれていないか努力が足りないことによります。
自分の中に嫉妬を見つけたら、よく観察してみましょう。
さて、嫉妬がさらに悪化した状態は「妬み」です。
ここまでくると、その人は幸せからかなり離れた場所にいることは確実です。
幸せ魔法の読者さまなら分かりますね(念を発すると自分に何倍にもなって返ってきます)
妬む状態でいる人は頻繁に「念」を発します。
例えば、友人の前では優しくて親切な顔でありながら、陰で悪口や嫉みを言っている人。
「悪口」「嫉み」は黒い念です。
そのような人は簡単には癒せません。
あなたの周りにいたとしとしたら、距離を置くことが賢明でしょう。
幸せでいる為に自分の中の「憧れと嫉妬」を見張り続けることが大切なのです。
いつも自分らしいあなたでいて下さいね。